リファラーチェック

幾度かの面接をくぐり抜け、無事内定が出たとします!すると、企業から「リファラ―チェック」を求められます。ここが日本企業勤めの人が一番驚くところなのですが、外資系企業は、応募者の現職・前職の上司や同僚に電話をかけ、その人の業務内容やパフォーマンス、長所・短所について質問するのです。

やり方はいろいろあり、企業の人事が電話する場合もあれば、転職エージェントが代行する場合もあります。日本語でOKなケースが多いです。時間は30分ほどで、事前にリファラ―になってくれそうな人に依頼し電話番号を聞いて、指定の時間に電話をする、という流れです。リファラ―は2名求められることが多いです。

依頼相手は上司が望ましいですが、頼める状況にない場合は同僚でも大丈夫です。特に、日本企業の場合そのような習慣がないので、上司と仲が悪いわけではないがそもそも依頼しづらい…と説明すれば大丈夫です。また、初めての転職の場合はそもそも依頼できる相手が少ないので、1名で大丈夫なこともあります。

リファラ―チェックは選考の最終段階で行われるもので、企業としては応募者が本当に在籍している(いた)か、応募者に問題はないかをチェックしたいだけなので、この結果によって内定が取り消されるという心配はしなくて良いと思いますが、面接での内容とあまりにも食い違っていたり、虚偽の内容を伝えていた場合は当然その危険性もありますので、注意してください。